ジブリパークが出来るとあって、心は弾んでいます。何でも「ハウルの動く城」を模したものが出来るそうです。と言うことは、動くのでしょうか。動く建築なのでしょうか。と勝手ながら想像を膨らませて、好きなSFの世界のようなアーキグラムに想いを馳せました。というわけで、本日は「アーキグラム」の本のお話です。

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「ハウルの動く城」の作品の見方としては

合っているかわかりませんが、建築としても興味を持つ作品でした。

建築が意思を持っているように生物として、自然と共に生きていていました。

すぐさま、アーキグラムのことを想起し

久しぶりにこちらの本を開きました。

「アーキグラムの実験建築1961-1974」。

今読んでも色褪せない、前衛的な作品群が紹介され

アーキグラムに影響を受けた名だたる建築家たちが

コメントを寄せていています。

特にニール・ディナーリの言い切り型には

これだけでも読んで良かったと思えるほど、痺れます。

本の作りも仕掛けが多くあり、至極凝っていて

カバーは透明に白ライン抜きのスケッチが印刷されているのです。

カラフルな表紙との層になっていて、良いノイズとして

最高にかっこいいと思います。

中のコラージュもどれもセンスが良く、眺めるだけでも楽しめますよ。

アニメで言えば、ハウルというより「AKIRA」の世界観が好きな方に

響きそうです。

あのSFの格好良さに誰もが惹かれてしまう。

そう、どうしようもなく。

柔軟な発想で次々と周りを驚きと感動の渦に巻き込んだ

アーキグラム。

反抗心を育てる土壌がある国が生み出したアーキグラムのエネルギーは、

建築の概念そのものをガラリと変えてくれます。

「これが建築だ」という枠にとらわれそうになったら、開く本です。

おすすめですので、手に入れられるうちに読んでみてください。


Posted by:suimon39

水紋のように、日々静かに広がる楽しみを味わいます。建築、本、美術館、映画、カメラ、グルメが好きです。

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