一人で関西建築旅行に行った際に、訪れた三分一 博志設計の「自然体感展望台 六甲枝垂れ」。館内にある「風室」は、風による自然の瞬間デザインである「水紋」を眺めることができます。四季折々を感じながら「建築とは何か」を改めて考えるのにいい場所です。

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神戸市バスに乗り、六甲ケーブル下駅へ。そこから、一時間3本のケーブルカーに乗って六甲山上駅までいきます。

てくてくと歩いていると徐々に見えてくる「六甲枝垂れ」。

夜空に巣のようなカタチが輝いています。

迫力はあるものの、違和感は感じません。

その大きさを伝えたくて、一人カメラをセットしてパチリ。

全体が収まりきりませんでした。

色は刻々と変わり、時の移り変わりを表しているようでした。

外を一周して中に入りました。

枝葉のフレームはランダムに抜け感があり、

ぐるぐると鳥の気持ちで眺めました。

目的であった「風室」へ。

夜ということもあり

今までにない光景にゾクゾクし、長居はできませんでした。

影の揺れになんとも言えない恐ろしささえ感じました。

きっと人が居ればまた違った感情で

ゆっくりと眺めることができたと思うのですが

感覚が研ぎ澄まされて敏感になりすぎたのかもしれません。

この感覚は鮮明に今でも覚えています。

その時の風、影、空気感を全身でインプットしていました。

今までにない感覚に出会えたので、来てよかった。そう思えた瞬間でした。

本当は、冬に来て枝葉のフレームの「樹氷」を見たかったのですが

きっといつ行っても二度と見ることの出来ない景色と

なると思います。

それこそが、この建築の素晴らしさだと感じました。

四季を五感で楽しむことが出来る建築。

「建築とは何か」という枠をまた広げてくれました。

西の旅の際はぜひ

足を伸ばしてみてください。

自然体感展望台 六甲枝垂れ

住所:: 兵庫県神戸市灘区六甲山町五介山1877-9 自然体感展望台 六甲枝垂れ


Posted by:suimon39

水紋のように、日々静かに広がる楽しみを味わいます。建築、本、美術館、映画、カメラ、グルメが好きです。

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